Dify:チャットボット・RAG・AIワークフローをブラウザ上で組み立てて公開できるLLMアプリ開発基盤
用途
何ができるか
LLMを使ったアプリ(社内チャットボット、文書を検索して答えるRAG、複数ステップのAIワークフロー、エージェント)を、ブラウザの画面で組み立ててWebアプリやAPIとして公開できる基盤。使うモデルの切り替え、ナレッジベース(文書の取り込み)、プラグイン、利用ログの確認まで一式そろう。クラウド版と、Docker Composeで動かすセルフホスト版がある。
向いている用途
- 現場の担当者が自分で社内向けAIアプリを作る体制づくり
- 社内文書を使ったQ&Aボット(RAG)
- モデルを差し替えながらプロンプトやワークフローを試作する用途
実際の使われ方(活用事例)
価格.com(カカクコム)が、社員主導で約950の社内AIアプリを作成
企業向け版(Dify Enterprise)をGoogle CloudのGKE上で運用し、部署ごとにワークスペースを分けて現場が自分でAIアプリを作れるようにした。公式ブログでは、社員の75%が登録して約950の社内アプリが生まれ、商品データ抽出アプリは3時間で稼働したとしている。
出典Dify公式ブログ(英語)米国の教育テスト機関ETSが、約2,000人の社内AI基盤として運用
試験問題の文法・内容・公平性をチェックするワークフローなどを構築。Difyの公式ページでは、要件の相談から試作の提示までが約30分になり、 300人以上の職員が自分でAIアプリを作って使っているとしている。
出典Dify公式業界別ページ(英語)※ 事例の数値は、出典元(提供元の導入事例や利用者の記事)による発表・報告です。当サイトでの検証はしていません。
導入の手軽さ
●●●○○ ふつう — リポジトリの docker ディレクトリで docker compose up すれば一式が起動する。クラウド版ならすぐ試せる。社内展開時はSSOや権限設計を考える必要あり。
cd dify/docker && cp .env.example .env && docker compose up -d※ 代表的な導入コマンドの例です。最新の手順は公式ドキュメントを確認してください。
ライセンス
Dify Open Source License(Apache 2.0+追加条件)。商用利用は可能。ただし、許可なくマルチテナントのSaaSとして提供すること、管理画面などのロゴ・著作権表示を消すことは禁止されている。
ライセンスの説明は要点のみです。利用前にリポジトリのLICENSEファイル原文を確認してください。